お知らせ

2021年2月21日 自主的社員が創られている会社がやっていたこと

うちの社員も「主体的、自主的になってくれたら・・・」
と思っている社長様は多いと思います。

しかしそれが難しい・・・
「何度言っても伝わらん、一体どうやったら・・・」

私が所属している「倫理法人会」という
経営者の勉強会で先日、
会員企業の社員4名が講演をしました。

「なぜこのような自主的、主体的な社員が出来上がるんだ・・・」
と驚きの内容でした。

その会社が実践していることはなにか?
今回はそのことを書いて参ります。

■一人目の講演者Aさん
・入社当初は挫折が多く何度もやめようと思いました
・でも先輩達が夕方、必ず声をかけてくれたのです
・厳しく叱られますが最後には必ず前向きな言葉をくれるんです
・徐々に気持ちが変わっていきました 

■二人目のBさん
・いつも社長から「部下の光り輝くところを見つけてあげろよ!」と言われます
・私の光り輝くところは?と訊くと社長は「とびっきりの笑顔だよ!」と即答してくれました
・「すぐやれ、今やれ、あとに残すと失敗するぞ!」と叱咤激励されています
・物事をやり切る、モノを大切にすることが身についてきました
・私も入社当初は悩みが多かったけど、いつも先輩が飲みにつれて行ってくれました

■三人目のCさん
・毎週一回の倫理セミナーに参加して、自分の一週間を振り返っています
・相手に依存している自分が見えてきて、翌週は治さなきゃと反省できる場です
・講演を聴いて「良い話だった」と終わるのではなく、
この話から自分は何を実践するか?を考えて行動しています

■Dさん・社長から「おまえは勉強が足りんからウチに来い」と言われ入社しました
・「万象は我が師匠」の教えに習い、子供の行動は親が元であると省みています
・会社も部下も同じ、会社でも「万象は我が師匠」の実践をしています

4人とも「社員さん」です。
スゴイと思いませんか?

しかしもっとスゴイのは、
このような社員を育成した会社ですよね。

この会社の上司の方々がやっていることを私なりに分析してみると、
①部下以上に上司が「倫理」を真剣に学び、真剣に実践していること
②叱るときは真剣に部下に伝えていること
③部下を大切にしていること

つまり、
①が出来ているから部下は聴く耳を持つ
①が出来ているから②ができる
③が出来ているから部下はついてくる

大本は部下の上司、そのまた上司、そのまた上司が、
部下以上に自分に厳しく学び、
実践をされていたのだと気づかされました。