お知らせ

2021年5月23日 使命の見つけ方体験記(3)

■〇〇に答える
毎朝2時間を使って一ヶ月間、
A4サイズで13ページ分の
50年間の自分史が書きあがりました。

次の取り組みは「以下の質問に答える」でした。
①どんな時に嬉しかったか?
②どんな時に感動したか?
③どんな時にやる気になったか?

「まだまだやることが多いなあ・・・」
まずは①から取り組みました。

■辛かった20代
20代は苦しかった・・・
仕事に、人生に、かなり迷っていました。

どうにもならなくなって
師崎の寺へ坐禅をしに行ったこともありました。

それも効果はなく、
生きる意味を感じられなくなったことも。

「これはヤバい」と会社に辞表を出し
一切を捨てて1年間カナダに旅に出ました(逃げたとも言う)。

29歳の私が受けた語学学校の入学試験結果は
「エレメンタリー(小学校)レベル」(笑)

周りの生徒の多くは
私よりも年下で各国からの現役大学生など。

まあ、年上だろうが何だろうが
知らないものは知らないのだし、
「彼らにどんどん聞いちゃおう」

変なプライドを捨てたら
とても楽になりました。

20代に苦しんだ理由は
これだったのかな・・・と。

■結婚で人生が変わる
1年でビザが切れたため一時帰国。
お金を貯めて再度行くつもりでしたが、
その前に今の家内と出会い結婚。
子供も2人授かりました。

「守らなきゃ」と仕事に力が入りだし
色んな経営の勉強に出まくるようになり
ランチェスターに出会ったのもこの頃でした。

この頃の嬉しかった項目が全部で
68個も出てきました。

「結構うれしい体験をしてたんだな、
この中に使命のヒントがあるのか」

使命の糸口を考えるのですが、
どうもまとまりません・・・

読み返しても読み返しても
まとまらないんです。

■本当に嬉しかったの?
3回くらい読み返しているうちに、
ある質問が天から降ってきました。

「この68個は本当に嬉しかったの?」

そして次の瞬間に
あることに気づいたのです。

「これって、オレだけが嬉しかったんじゃない?」
ということを。

例えば、
「〇〇さんから褒められてうれしかった」
という項目について、

「じゃあ〇〇さんは嬉しかったの?」
と再度自分に聞いてみると・・・

「〇〇さんの役には立っていなかった・・・」

「なんと、自分だけが喜んでいたんじゃないか!」
と気付かされたのです。

そして再度68個を見渡してみると、
「自分だけ嬉しかったこと」ばかり・・・。

「自分だけでなく、相手も嬉しかったことを
もう一度書き出してみよう」

絞り込みをすることにしました。

後で知ったのですが、
こういう取り組みを「内観」というみたいで、
自分の内側の世界に向き合うといったもののようです。

内観をしてありのままの自分を受け入れ、
自分らしさを取り戻すことに繋がるようです。

「自分と相手が嬉しかったこと」
という視点で再度取り組んでみたら
意外な発見をしたのです。

続きは次回に書きたいと思います。